トップページ/ニュース 薬学部で中学生向け科学講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」を開催

実験について説明する間宮准教授(写真右) 実験について説明する間宮准教授(写真右)
ラットモデルを用いた経口投与練習 ラットモデルを用いた経口投与練習

八事キャンパスで8月6日、中学生を対象とした科学講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」が開催され、中学生22人と保護者らが参加しました。ひらめき☆ときめきサイエンスとは、科研費助成を受けている大学の研究の一端に触れることで、小中高生に科学の面白さを感じてもらおうというプログラムで、独立行政法人日本学術振興会の委託事業です。
薬学部の間宮隆吉准教授は、医薬品の開発や動物実験などをテーマに、2013年から実験講座を毎年開催。6回目の採択となる今年は、その継続した取り組みが評価され、同振興会より「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」が授与されています。

「ホントにわかるの?ネズミの気持ち~マウスの行動観察実験~」と題した今回の講座では、開講式、薬に関する基礎知識についての講義、ラットモデルを使った経口投与練習などを行った後、昼食をはさんで生きたマウスを用いた実験に臨みました。初めての環境下でのマウスの行動観察や、Y字型迷路を用いた実験などを行い、研究の入り口を体験した参加者は「マウスが人間のようにストレスを感じるとわかり、小動物も大切に扱わなければと思った」「もともと文系だったが薬剤師の仕事に興味を持った」と感想を述べました。
また、実験の合間には、分析センターや模擬薬局などの施設見学も行われ、参加者は薬学部への理解を深めていました。

  • マウスの体重測定 マウスの体重測定
  • マウスにマーキングを行う参加者 マウスにマーキングを行う参加者

講座のまとめとして、学部長の平松正行教授は「本当なの?と思う気持ちが大切。身の回りで起きている出来事の理由を考え、調べ、判断する力を養ってください」と述べ、間宮准教授は「研究は思うような結果が出ないことも多いが、それでも続けていきたいと思えるものと出会えるように、これからも大学のいろいろな講座に足を運んでみてください」と締めくくりました。

「ひらめき☆ときめきサイエンス」2013~2017年の様子

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  • Y字型迷路を用いた実験の様子 Y字型迷路を用いた実験の様子
  • 模擬薬局の説明をする黒野俊介薬学部教授(写真右) 模擬薬局の説明をする黒野俊介薬学部教授(写真右)
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ