移行用/ニュース 理工学部建築学科武藤研究室が住宅用耐震シェルターの公開実験を実施

  • 報道陣を前に説明する武藤厚教授(右) 報道陣を前に説明する武藤厚教授(右)
  • 実験を行った住宅用高性能耐震シェルター 実験を行った住宅用高性能耐震シェルター

理工学部建築学科武藤研究室は8月25日、企業と共同研究を進めていた住宅用高性能耐震シェルターの公開実験を行いました。鋼製のパネル材を使用したこのシェルターは、輸送用コンテナを販売している株式会社カラフルコンテナと株式会社阿竹研究所、本学が共同開発しました。従来の木製シェルターに比べて高い強度が得られ、居住空間を圧迫することなく家屋内に設置することが可能とあって、メディアの関心も高く、天白キャンパス研究実験棟Ⅱ?構造耐震実験室で行われた公開実験には多くの取材陣が訪れました。

実験は多くの学生の協力で実施され、重量物の落下実験などを公開。耐震対策の遅れから東日本大震災や熊本地震で大きな被害が出る中、「高強度?プランの自由度が大きい?設置が比較的簡単で低コスト」を目指して開発された耐震シェルターへの期待は大きく、10月17日には名古屋市中区の商業施設オアシス21のイベントでも展示予定です。

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