将棋の大学日本一を決める第46回全日本学生将棋団体対抗戦（通称：学生王座戦）が2015年12月26～28日、三重県四日市市で開かれ、本学将棋部が8勝1敗で初優勝しました。全国8地区の予選で100以上の参加大学の中から勝ち抜いた10大学が出場し、総当たりのリーグ戦で頂点を争いました。将棋部は4年連続5回目の出場で、関東?関西地区以外の代表が優勝するのは30年ぶりの快挙です。
個人では同部の國分雄太さん（法学部4年）が同24、25日に開催された第44回学生王将戦で初優勝（16人出場）し、脇田菜々子さん（人間学部1年）が第36回学生女流名人戦で7位（18人出場）に入りました。

昨年の学生王座戦では6位だった将棋部。部長の福田一将さん（法学部1年）は「普段からOBや専門の指導員の方に部室へ来ていただき、指導を受けています。また、大会前は打ち合わせや練習はあまり行わず、できるだけリラックスした状態で本番に臨みました。新年になり、メンバーが入れ替わったので新しいメンバーでも優勝を目指したいです」と急成長の理由と今後の抱負を話しました。

将棋部は1月15日、戦績を吉久光一学長に報告。吉久学長は「昨年の12月29日に将棋部の優勝、30日に女子駅伝部2位を知り、文武どちらも活躍してうれしい限りです。今年もがんばってください」と激励しました。國分さんは「実力が発揮できました。周りの支えが優勝につながったと思います」と大会を振り返りました。
國分さんは東海ブロック代表として3月12、13日に行われる第38期朝日アマ将棋名人戦全国大会に出場する予定です。