在学生?教職員/ニュース 薬学部生が一般体操指導員養成講習会を受講

健康サポート薬局として薬剤師の幅を広げたい

ボールを使った手軽な健康運動を教わる薬学部生ら(左は伊藤由美子日本体育大学准教授) ボールを使った手軽な健康運動を教わる薬学部生ら(左は伊藤由美子日本体育大学准教授)
指導のノウハウを聞く学生たち 指導のノウハウを聞く学生たち

薬学部生らを対象にした公益財団法人日本体操協会公認一般体操指導員養成講習会が3月4、5日の2日間の日程で、八事キャンパスで開かれています。

薬剤師になって地域の健康サポート薬局として住民の健康づくりを担っていく上で必要になる、健康運動の指導技能を習得するための講習会です。従来、薬学部3年生を中心に3日間で開講してきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大のため2020年は中止、2021年は座学をリモート、実技は対面で開催しました。コロナ禍を機にカリキュラムを見直し、2日間コースとしました。
 薬学部の梅田孝教授(健康?スポーツ科学)が開講。日本体操協会一般体操委員長の伊藤由美子日本体育大学准教授が、薬局で処方の待ち時間などにできる手軽な体操について実技指導しています。受講生は3年生から6年生までにわたり、伊藤准教授と一緒に体を動かし、指導のノウハウを学んでいます。最終日に試験があり、合格すると、一般体操指導員の認定を得られます。

5年生の小椋圭祐さんは3年生の時に講習会が中止、4年生の時は実習と重なって受講できませんでしたが、「今後、薬剤師の活動の幅を広げるため、健康サポート薬局で教えられるように受講した」と話しました。

実際に店舗で健康サポート薬局を運営している薬剤師の浅井治行さんも学生に交じって受講しています。

一般体操指導員の認定目指して

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