令和4年度入学式が4月4日、ドルフィンズアリーナ（愛知県体育館）で挙行され、学部3679人、大学院306人の計3985人が新たな学びのステージに入りました。

令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で入学式を断念。令和3年度は事前収録の式典の様子をYouTube限定配信の形で挙行しました。同アリーナでの入学式は3年ぶりとなりましたが、午前と午後の2部制とし、新入生だけが式場に入りました。

午前の部は、新設の情報工学部をはじめ理工?薬?都市情報 学部?研究科の4学部?3研究科、午後の部は法?経営?経済?農?人間?外国語?総合学術 学部?研究科の6学部?6研究科を対象に実施しました。

告辞で小原章裕学長は、本年度から全学部で導入したデータサイエンス科目及び副専攻?他学部履修など本学が提供する幅広い学びを紹介しました。また、この多様な学修環境を最大限活用し、「受け身にならず、積極性をもってチャンスをつかんでほしい」と述べました。

祝辞は立花貞司理事長と一柳鎨（はじめ）校友会会長より贈られました。

立花理事長は、企業人として歩んだ自身の人生を振り返って3つの助言をしました。自分の目と耳で事実を正確に把握すること、外国語、特に英語を習得すること、本を読むことです。そして「学生生活が夢と希望、出会いにあふれたものであることを祈念する」と結びました。

一柳会長は「充実した学生生活を送り、社会のために有益な人材となることを願う」と期待をかけました。

この後、2019年ノーベル化学賞受賞者の吉野彰終身教授?特別栄誉教授と、テレビや新聞でおなじみの池上彰教授による祝福のビデオメッセージが流されました。

午前の部は、情報工学部情報工学科の加藤翼空（たすく）さんが学部の新入生宣誓、大学院都市情報学研究科都市情報学専攻の増田壮汰さんが大学院の新入生宣誓をそれぞれ行い、理工学部数学科4年の儀間悠太さんが在学生歓迎の辞を述べました。

午後の部は、人間学部人間学科の河村菜音（なお）さんが学部の新入生宣誓、大学院経済学研究科経済学専攻の石田恋宝（れんた）さんが大学院の新入生宣誓をそれぞれ行い、農学部応用生物化学科4年の畑田麻帆さんが在学生歓迎の辞を述べました。

開式前は應援團吹奏楽部と管弦楽団により、歓迎の演奏が行われました。また、新型コロナウイルス感染症予防のため、学歌斉唱はアカペラサークルはもりねが歌唱し、新入生は声を出さずに心の中で行いました。続いて管弦楽団による入学式恒例の奏楽「威風堂々」が式場いっぱいに響きました。