トップページ/受賞 薬学部薬学科の田路円香さんが 第68回日本薬学会東海支部大会 学生優秀発表賞 を受賞

受賞者

田路円香さん(薬学部薬学科6年、生物物理化学研究室)

受賞名

68回日本薬学会東海支部大会 学生優秀発表賞

受賞日

2022年7月9日

受賞テーマ

ナノボディ挿入プロテアソームサブユニットにより形成されるリング構造上へのタンパク質集積化

第68回日本薬学会東海支部大会において、生物物理化学研究室(6年)の田路円香さんが学生優秀発表賞を受賞しました。
田路さんは、リング構造上にタンパク質を集積化する新たな手法を確立しました。タンパク質の集積化はリガンド-受容体の親和性向上などに有効であり、様々な手法の開発が期待されていますが、本研究では、ヒトプロテアソームα7サブユニットのN、C末端へのタンパク質融合による集積化に加えて、サブユニット内部にナノボディを挿入した改変サブユニットによるリング形成にも成功しました。この手法により、リング上への集積化部位の多様化や全体の集積度の向上も可能となり、今後、薬学領域での様々な応用が期待されます。
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