トップページ/受賞 理工学研究科の本夛太一さんが令和5年度土木学会中部支部研究発表会で優秀講演者賞を受賞

受賞者

本夛 太一 さん(理工学研究科社会基盤デザイン工学専攻修士課程1年、藤井幸泰教授研究室)

受賞名

令和5年度土木学会中部支部研究発表会 優秀講演者賞

受賞日

2024年3月1日

受賞テーマ

大井川水系寸又川流域における土砂動態の検討:岩石強度の視点から

 静岡県中央部を貫流する大井川水系では、土砂生産が多く、ダムの堆砂が問題になっています。ダム堆砂によって、洪水の危険性や河川環境への影響が懸念され、土砂の連続性を確保する適切な土砂管理を施す必要があります。
 そこで、大井川における土砂移動過程を把握するため、複数地点で河床礫を採取し、河床に分布する岩種毎に強度試験を実施しました。その結果、砂岩は選択的運搬作用が卓越して流下する一方で、泥岩は、破砕?摩耗が作用して流下していることが示唆されました。このことから、河床の岩質に注目して土砂管理を計画することで、土砂管理の効果増大が期待できます。

※受賞者の学年は受賞時のものです。

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