トップページ/受賞 薬学部の曽我菜々子さんが第71回日本薬学会東海支部大会で学生優秀発表賞を受賞
受賞者 |
曽我菜々子さん(薬学部6年) |
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受賞名 |
第71回日本薬学会東海支部大会 学生優秀発表賞 |
受賞日 |
2025年7月5日 |
受賞テーマ |
ヘパラン硫酸合成酵素EXTL3のT細胞特異的欠損マウスを用いた解析 |
へパラン硫酸(HS)の生合成酵素であるEXTL3のホモ接合型変異により、Tリンパ球の減少などの免疫異常を伴う脊椎骨端骨幹端異形成症が発症します。 EXTL3の変異によりT細胞でHSの合成不全が生じ、免疫機能の異常が起こったと考えられます。そこで、T細胞分化におけるEXTL3およびHSの役割を明らかにするため、T細胞特異的欠損マウスを作出し、免疫機構への影響を解析したところ、EXTL3の欠損によりHSの合成量が低下し、T細胞の分化、成熟の遅延が起こることが示唆されました。この成果を、第71回日本薬学会東海支部大会(7月5日、大发体育官网_澳门游戏网站薬学部で開催、約550名が参加)において口頭発表したところ、研究成果の重要性及び発表や質疑応答の態度が高く評価され、学生優秀発表賞が与えられました。 |