トップページ/受賞 薬学研究科の石井晴菜さんが第71回日本薬学会東海支部大会で学生優秀発表賞を受賞

受賞者

石井晴菜さん(薬学研究科 薬物動態科学専攻 博士課程1年 機能分子化学研究室)

受賞名

第71回日本薬学会東海支部大会 学生優秀発表賞

受賞日

2025年7月5日

受賞テーマ

N末端アスパラギン酸を利用するペプチドライゲーション法の開発

ペプチド医薬品は、これまで広く利用されてきた低分子医薬品と抗体医薬品を代表とする高分子医薬品の利点を併せ持つことが期待される中分子医薬品の一つです。有名なものには、糖尿病治療などに用いられ、2024年に世界で最も売れた医療用医薬品でもあるオゼンピックがあげられます。ペプチド医薬品が売上を上げている一方で、その高い価格と供給法に課題を残しており、医療保険財政の圧迫につながっています。
今回、この課題解決に向けて、ペプチド製造法の効率化を目指しました。具体的にはペプチド同士を副反応を最小限に抑えながら連結する新たな手法を開発し、より大きなペプチドを効率的に合成することを可能にしました。

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