大学概要【2021年度実施分】文章基礎力トレーニング?プログラム

法学部

文章基礎力トレーニング?プログラム
実施責任者:伊川 正樹

本プログラムの目的は、大学生として身に付けておくべき文章基礎力の養成です。前期には学生自らが実際に課題にそって文章を作成し、添削を受けます。そのうえで教員による解説を聴きつつ、学生同士で文章の良し悪しを議論していきます。後期には主体的に考え、表現するための学習会を数回にわたって実施する予定です。漠然とした考えを論理的に表現するための機会をここでは提供することになります。

ACTIVITY

オンラインにて「文章作成の基本を確認しよう」コンテンツを配信

2021/12/21

 本学のオンライン学習システムである「webclass」を用いて、「文章作成の基本を確認しよう」というコンテンツを1年生向けに配信しました。動画にて文章作成の基本を学習し、オンラインでのテストを受けることでその習熟度を確認することができます。
 おおよそ70名がこの動画を視聴し、文章作成への理解を深めました。このコンテンツは1年生であればいつでも利用できます。

動画コンテンツ(一部)

確認テスト(一部)

小論文課題に取り組みました

2021/12/21

小論文課題提出の案内文(一部)

 10月29日から11月12日にかけて、小論文課題への取り組みを実施しました。自らの文章力がどの程度のものであるかを、小論文課題に取り組むことによって明らかにします。なお、それぞれの答案は添削され、後日、返却されます。
 今年度は369名の1年生が課題を提出しました。自分なりに文章を推敲している様子が答案からはうかがえましたが、提出率が85%程度に留まってしまったのは残念なところでした。
 1月には添削された答案をもとに、講評会が実施されます。答案が手元に届くまで、もう少しお待ちください。

添削された答案が届きました

2021/12/21

添削された答案(一部)

 369名分の答案が添削されて戻ってきました。これから皆さんの答案に見られた良い点と悪い点の分析に入ります。その結果は1月7日(金)に開催される講評会でお知らせします。
 講評会では添削答案をもとに、実際に皆さんに手を動かしてもらいながら、良い文章とは何かを一緒に考えていきましょう。

小論文講評会を開催しました

2022/01/12

 2022年1月7日(金)に小論文講評会を開催しました。内容は文章表現から論の構成まで多岐に及び、参加者は自らの添削された答案と照らし合わせながら、文章を作成する際のポイントを再確認していました。
 新型コロナウィルスの感染拡大を防止する観点から、今年度は参加者同士のディスカッションは実施されませんでした。その代わり、教員同士がディスカッションを行いながら文章を論評していきましたが、参加者はそのやりとりを聞くことで、文章作成に関して、さらに理解を深めることができたようでした。
 なお、講評会の模様はオンデマンド配信され、遠隔での受講が可能になっています。

小論文講評会の様子

課題の解説をする仁井田准教授

コメントを加える松本教授

1年生の文章基礎力に関する分析を行いました

2022/03/14

研究会の様子

 2022年3月11日(金)に法学部所属の教職員を対象とした研究会が開催されました。本プログラムに参加した皆さんの答案にさまざまな分析を加えることで、その能力をさらに向上させていこうというのが研究会のねらいです。
 今年度の傾向として挙げられたのは、文章の形式面や構成面において十分な基礎力を有している反面、設問要求を正確に把握し論を掘り下げることが十分にできていない答案が多かったという点でした。
 この分析をもとに、教職員の間で活発な意見交換が行われました。ここでの議論は、次年度の法学部における授業運営等に役立てられることになります。

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