大学概要【2019年度実施分】研究室?研究室外での先端研究体験を通じ、早期に大学での多様な学びを気付かせる取り組み

理工学部

【2019年度実施分】研究室?研究室外での先端研究体験を通じ、早期に大学での多様な学びを気付かせる取り組み
実施責任者:六田 英治

現在の理工系の大学のシステムでは、3年生まで講義を中心とした座学に加え、自動車学校のような実験実習の基礎的な科目である学生実験を行い、4年生になって卒業研究、さらには大学院に進学し、高度な研究開発の素養を学ぶのが一般的である。その一方で、3年生までの座学中心の教育と、4年生からの実験実習の間には、学生の意識に乖離が見られ、その接続を円滑にすることは、「学生が自ら楽しんで学ぶという学びのコミュニティ」を構築する上で極めて重要となっていると考えられる。本事業ではそのような背景を基に、研究室?研究室外での先端研究体験を通じ、早期に大学での多様な学びを気付かせる取り組みを行う。

関連リンク

ACTIVITY

プラスチック成形加工に関する特別講演を聴講した

2019/06/20

プラスチック成形加工に関する特別講演を聴講した。積極的に質問をすることで企業の方、他大学の生徒とコミュニケーションを取ったり、新しい知識を得たり、再確認したりと有意義な時間を過ごした。
特別講演では、「全樹脂電池の研究」「炭素繊維複合材料の歴史と将来動向」を公聴し、樹脂での複合材料を取り扱う研究を行っている私たちにとってとても興味深い講演内容であり、勉強になった。

プラスチック成形加工に関する特別講演を行ったタワーホール船堀の外観。普段は結婚式なども行っている。

隙間時間に概要を見ながら各自復習を行っている。先の講演内容について議論する生徒もいる。また次聞く講演の予習を行っている様子。

みんなで写真を撮っている様子。会場内は写真撮影が禁止で入り口での撮影。

先ほどと同様みんなで写真を撮っている様子。

LEDに関する工作教室を実施した

2019/06/28

1年生に学生に対して、LEDに関する工作教室を実施し、最先端分野の体験活動を行った。研究室レベルで作製されるLEDを作製することによって、学生の興味を持ってもらえるように取り組みを行った。

はんだごてを使いながら目的の回路を作製している様子

今回作成したのはLEDを動作させる回路

作製した簡易LEDのセット

JEXPOに参加し最先端な研究状況に関して調査を行った。

2019/09/25

北海道大学にて行われたJEXPOに参加し最先端な研究状況に関して調査を行った。多数の企業が展示ブースに出展しており、各企業の技術や研究活動の情報収集をすることができた。海外企業の技術的躍進が注目される今日の産業界における、国内企業の研究に関する強みを理解する一助となった。このような、国内の多数の企業が一か所に集まるJEXPOに参加したことは、普段の研究室においての研究活動では得られない、その外側の視点を得られるという点で、大変有益であった。本派遣を通して得られた知見を、研究室での研究活動に還元していきたい。

この建物では、多くの研究機関によって最新の研究結果が報告された。本研究室が取り扱うIII-V族窒化物半導体やSiC、カーボンナノチューブなど幅広い分野の研究成果が報告された。

学会に参加し、口頭発表直後の1枚。入口の看板の前で撮影しました。過去にも複数回発表の経験があったのでそれほど緊張はしませんでしたが、無事終わり安心しました。

会場となった北海道大学の北大正門前で撮影しました。今回は専攻内容にとらわれず、全く異なる分野の発表も見学に行きました。深海の熱水噴出に関する発表は特に興味深く、面白かったです。

会場のポスター発表および企業展示ブースにて撮影しました。私が研究しているのは光学シミュレーションですが、今後役立ちそうなシミュレーションソフトの展示もあり、参考になりました。

大阪大学との連携による分布帰還型半導体レーザのグレーティング作製プロセス

2020/01/27

大阪大学 片山竜二研究室へ訪問し,分布帰還型半導体レーザのグレーティング作製を行った.グレーティングのサイズは約250nmであり,その極めて小さいサイズを制御するプロセス工程を学ぶことができた.具体的には,徹底した試料洗浄やレジスト膜厚の細かい調整など.フォトリソグラフィ工程では,一般的な露光装置であるマスクアライナーを使うのではく,数十nmの制御ができる電子線描画装置を使用した.この過程においては,描画プログラムの作製や装置の扱い方などを学んだ.レジストに描画されたグレーティングは,CCP-RIE装置を使用してSiO2に転写を行ったが,CCP-RIE装置の扱いかたやエッチング時間の制御法などを学ぶことが出来た.今回の実験を通してナノオーダーを制御するプロセスを学ぶことができ,今後の自分のためにもなる非常に良い機会となった.

使用した電子線描画装置の描画を行う装置部分

電子線描画装置を実際に扱っている様子.試料のどこに描画するかプログラムしている.

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ