大学概要【2018年度実施分】地域のまちづくり活動(地域特性を活かしたまちづくり)

理工学部

地域のまちづくり活動(地域特性を活かしたまちづくり)
実施責任者:谷田 真

本プログラムは、地域住民や行政と連携をとりながら、地域の特性を活かしたまちづくり活動の一端として、フィールドワークやマッピング等を主とした調査研究、地域住民の声を聞くためのヒアリングやワークショップ、授業で学んだ建築的スキルを活かした提案の制作やDIYによるものづくり、活動成果を広く広報するイベントなどを実施するものである。

ACTIVITY

ナゴヤドーム前キャンパスにて打合せ

2019/01/23

 4月14日(土)、学生たちは、テントを扱う企業から、テントを扱った空間に関してレクチャーを受けるとともに、テント制作プロセスの説明を受けた。特に制作プロセスの中で発生してしまう端材に関して、それらを資源として活用できないか、まちづくりに活用できないか、学生たちに課題が投げかけられた。次に企業から貸し出された工業用ミシンを使って、テント端材の縫製演習を行いました。リアルな社会の仕組みを知ったり、ものづくりの一端を垣間見たりすることで、大学の授業による演習とは異なる経験を通して、学生たちは机上では難しい学びを得ました。

プロジェクトに関するオリエンテーションと課題の出題を受ける

ものづくりの一端を経験

テント端材を地域資源として活かす

2019/01/23

 6月2日、学生たちは、テント端材を資源として、まちづくりに活かすため、フラッグガーランドのデザイン、制作を行った。詳細のミーティング、墨出し、裁断、縫製準備、縫製指導、縫製体験、縫製実施と一連の制作過程を経て、フラッグガーランドを完成させた。学生たちは、実際にアイデアから制作まで一連の工程を体験することで、ものづくりの楽しさに触れるだけでなく、ものをつくることの達成感も得ることができました。

テント端材を囲んでの詳細ミーティング

慣れない裁ちバサミを使っての裁断

学生同士で指導し合いながらの縫製

完成したフラッグガーランドと集合写真

地域資源を活かして国際交流

2019/01/23

 8月7日、建築を学ぶエチオピアからの留学生を招き、本学の学生たちと国際ワークショップを学内のブックカフェで実施した。まちづくりにおいて、マーケットや屋外の祭りなどに使用される「屋台」をテーマに、エチオピアと日本の屋台テントの建築?デザインの違いを発表し、学生同士のディスカッションを通して、今後、まちづくりという観点から、どのように資源を活かせるか考える機会とした。学生たちは、外国人とのワークショップを通して、いつもとは異なる刺激を得るとともに、貴重な学びの経験を得ることができた。

英語を使ってのガイダンスと自己紹介

実際にテントと単管を使った屋台の制作を通して、打ち解け合う

テントの中で国際交流

学生同士でプレゼンしながらのディスカッション

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ