大学概要【2022年度実施分】学びをつなぐプロジェクト~薬物治療マネジメントと過去、社会、そして未来をつなぐ~

薬学部

学びをつなぐプロジェクト~薬物治療マネジメントと過去、社会、そして未来をつなぐ~
実施責任者:大津 史子

薬物治療マネジメントは1-3年までの学びを、臨床現場の「症例」の上で再構築し、薬剤師として最良の薬物治療を提案することで、問題解決能力の醸成を目的としている科目である。この学びをさらに深く効果的なものにするために、入学時から蓄積した学習成果を、現在の学びと繋ぎ、近未来のAI?データサイエンスを活用する社会に繋ぐ仕組みを構築する。これにより、学習効果を深化させ、学習モチベーションの向上を促す。

ACTIVITY

過去の学びと繋ぐ

2022/11/23

現在の学びの理解に必要なキーワードを、シラバスを検索することで、過去のどんな科目と関連し、学んできたかを明示する仕組みを構築した。これまでに学んできた学びが蓄積されているポートフォリオにアクセスし、シラバスの検索を行うことで、ポートフォリオに蓄積された科目の自分が蓄積してきた学びにアクセスでき、振り返りながら知識の再構成を促すことが可能となった。

ポートフォリオのシラバス検索①

ポートフォリオのシラバス検索②

未来と繋ぐ ~チャットボットを利用した薬物治療質問箱~

2022/12/21

PBL支援システムに蓄積しているグループ単位の知識ベース(学生の問と協働して作成した答え)から、全学生で共有すべき内容を学生自ら選んで提出したものをもとに、チャトボットに入力して、誰でもが利用できる質問箱にする計画である。現在、実働に向けて確認中で、来年度からの本格稼働を行う予定である。

チャットボットの画面

未来と繋ぐ ~日常の学びにプラスアルファとしての未来の入り口~

2022/12/21

これからの医療においてAIやビッグデータなどを利用することは不可欠になることから、その未来像を常に意識し、主体的な学びにつなぐ仕組みを構築している。現在、薬物治療マネジメントで活用しているPBL支援システムの第Ⅰ画面を未来とつなぐ入り口にリニューアル予定である。例えば、医療におけるAI活用の現状の紹介やオープンエデュケーションJMOOCなどを利用した関連の学びの入り口など、主体的な学びを促すプラットフォームとする。現在設計が終了し、来年度、構築予定である。

薬物治療マネジメントと未来をつなぐプラットフォームイメージ図

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ