大学概要【2022年度実施分】学科作品?論文集「イヤーブック」の編集による総合デザイン教育

理工学部

学科作品?論文集「イヤーブック」の編集による総合デザイン教育
実施責任者:佐藤 布武

建築設計の授業で優秀な成績を修めた学生が中心となり、建築に関する年次ごとの学習成果をまとめた「イヤーブック」を編集するデザイン教育プログラム。「学部課題での優秀作品」「優秀な修士論文と卒業論文」「学生企画」などを学生編集委員会が編纂し、学年横断型建築作品?論文集を作成することで、建築のスキルを広義のデザイン手法として応用する能力を育む。

ACTIVITY

イヤーブック2022の発行とインターネット公開

2022/12/28

今年もイヤーブック2022が発行されました。

2022年度版は、
?巻頭インタビュー
?修士論文?卒業論文
?卒業設計
?設計課題
?各系の紹介
により構成されています。

学生の学びの成果がまとまった本冊子は、当該年度在籍学生と新入生全員に配られるほか、インターネットでも公開されています。
今年は、建築学科を紹介するウェブオープンキャンパスと学科ホームページに掲載されています。
/admissions/academics/manabigate/sci_tech/#dep10

どなたでもご覧になれますので、ぜひご覧ください!

表紙

卒業設計の頁

巻頭インタビューの頁

イヤーブックに関する在校生アンケートを実施

2022/12/28

過去3年間続けてきた本事業も今年度が最終年度。
コロナの影響もありなかなか当初想定どおりには進めることができませんでしたが、それでも学生にとってとても学びの多いプロジェク糸が作れたのではないかと考えています。

では、学生はどう受けとっているのか。アンケートを行いました。。

まず、参考になったかどうかの回答は、「とてもなった」が32%、「ややなった」が44%、「どちらとも言えない」が18%、「見たことがない」が6%で、総じて高い評価を得ました。論文と作品の参考になった割合を見ると、「作品集」が27%、「論文集」が13%、「どちらも参考になる」が55%、「どちらも参考にならない」が2%、未回答が3%でした。学生の学習の参考になる資料として、高い評価を得ていたと考えられます。また、学習効果についても、「効果はとてもある」が31%、「効果はややある」が40%で、高い学習効果を促すものとして機能していました。今後の継続についても、「ぜひ続けていくべきである」が45%「続けていくべきである」が34%と大部分をしめました。最後に、今後検討して欲しい企画では、「学外の建築に関する情報」が33件、「OBの活躍に関する記事」が30件、「大学院で学べること」が25件、「学生の自主企画」が19件、「教員インタビューで最新の研究に関する記事」が14件、「教員対談で別分野の先生が話をしている記事」が12件でした。学外や新たな環境への興味が高いと言えます。

以上のような結果を踏まえ、今年度や来年度の冊子作成に励んでいこうと思います。

参考になった割合

作品と論文、どちらが参考になるか

学習効果について

今後の継続について

今後追加して欲しいコンテンツについて

イヤーブック2022にむけて学生作品の収集が進んでいます!

2022/12/28

今年度も優秀作品が収集されています。
今回は、そんな作品掲載に至るまでの流れをご説明しますね。

実学である建築学では、建築物を設計する能力を養う建築のデザイン科目があります。そこでは、各学生が自身の良いと思う作品を作り上げ、図面や模型を仕上げ、仲間たちに向けて発表する講評会があります。

そこで特に優秀と評価をされた18作品は、優秀作品として展示されます。学生は展示からどんな作品が優秀かを学び、自らの作品に反省させていきます。

更に、展示されている作品の中でも特に優秀と評価されたものが、本事業のイヤーブックに掲載されることになります。各学年150名の中から、各課題で掲載されるのは6名のみです。厳しい切磋琢磨の上で、作品は生まれるわけです。

講評会の様子

展示風景

展示作品の一例

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ