大学概要【2023年度実施分】教員のつながりを活用した民間企業?国研などと連携した最先端研究にふれる取り組み

理工学部

教員のつながりを活用した民間企業?国研などと連携した最先端研究にふれる取り組み
実施責任者:宇佐美 初彦

本学科?本専攻では研究者レベルでの共同研究や国家プロジェクト等を通して20機関以上への民間企業や国研などと連携している。このリソースを活用し、卒業研究や大学院生生をそれらのコミュニティへ派遣することによって、学生が最先端研究に触れる機会を提供する。そして、学生が他者との協同による気づきや刺激により成長するコミュニティの構築と発展を目指す。

ACTIVITY

(株)東陽テクニカとのホール測定に関する打ち合わせ

2023/05/26

日時:令和5年5月19日
場所:東陽テクニカ 大阪支店 ブリックビル9階
内容:東陽テクニカ様とのホール測定に関する打ち合わせを行い、データの信頼性、装置の使用を理解した。実際にホール測定のデモ測定を行い、装置の特性について調査し、本研究室の装置(旧型)との比較を行った。

ホール測定のデモ測定。サンプルをセットするときの写真。

ホール測定装置(Resitest8400)の全体図

ホール測定装置本体

日本チタン協会出張

2023/09/12

日時:令和5年9月5日
場所:神奈川県茅ケ崎市茅ケ崎3丁目3-5
内容:チタン工場内部を見学し、高純度チタンを得る工程を学んだ。また溶接体験を通して酸化被膜の色の基準を厳しく審査していることを体感した。さらに、日本チタン協会によるセミナーにてチタンの用途や今後の可能性について知ることができた。

展示スペースにて様々なチタン製品を閲覧し、チタンの幅広い用途を知ることができた。セミナーでは、チタン精錬時の副産物から触媒などを産出するなどチタン産業の可能性について学んだ。写真はステンレスとチタンを持ち比べ、比重の違いを体感している。

工場見学では、不純物の放射線量を考慮して原料を調合することで環境に配慮していることを学んだ。写真はガスシールドアーク溶接を体験している様子である。作業後の溶接部の様子から溶接部との距離、動かす速さが酸化被膜の形成を左右することを学んだ。

レーザー?量子エレクトロニクス研究会への参加

2024/01/24

日時:令和5年11月30日~12月1日
場所:アクトシティ浜松
内容:レーザー?量子エレクトロニクス研究会にて自分の研究を発表するとともに、他の研究機関や大学の研究者との意見交換を行った。特に、今回は日立やSONYなどの研究者とのディスカッションを行った。

会場の前での写真

休憩時の写真。他の研究機関の研究者の方との意見交換を行った。

発表直前の会場の様子。自身の研究の発表後、他の機関の研究者から質問を頂いた。

自動車分野の最新傾向の調査

2024/01/24

日時:令和5年11月2日
場所:東京ビッグサイト
内容:現在の自動車業界の進化や技術力の進展を調査し、自分達の研究へのヒントを得ることができた。また、EV化に伴う部品の需要の変化についても実際の製品を見て具体的に知ることができた。

東京モビリティショーへの参加についての写真です。全体として、自動車業界の技術力の進展スピードに圧倒された。特に、EV車の普及に向けたエンジンの開発や、部品の改良がデザイン性よりも今後求められる技術なのだと考えた。

最近の自動車には、かなりスピードが求められるのでは無いかと思った。エンジンの進化はもちろんのこと、良いデザインで空気抵抗を抑える車体が多かった。目的は同じでも様々な方向性からの提案が多数あり、興味深かった。

車内環境の利便性も必要不可欠だと感じた。私達が車に要求するものとして車内の快適性があげられる。特に座席シートの進化は、搭乗者への影響が如実に表れる。様々な姿勢での運転が可能な状態になるのも近い将来実現されるのではと思った。

部品デザインの進化も著しく感じた。私達の研究では、性能を向上させる手法を提案できるが格好が悪ければ市場で販売されない。企業として、より顧客のニーズに応えるという点で企業努力がなされているのだと思った。

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