大学概要【2023年度実施分】リーダー育成支援プログラム

理工学部

リーダー育成支援プログラム
実施責任者:丸山 隆浩

本プログラムでは、研究室に配属した学生の中からリーダー候補生を選抜し、将来の化学研究を牽引するような高レベルな研究者の育成を行います。対外的な成果発表を数多く経験できるように、研究を資金面でサポートしています。特に、国際会議に向けた成果発表に対しては重点的に支援します。また、選抜メンバーが専門分野の異なる研究者や学生と議論できる発表会を学内でも開催し、分野を超えた幅広い視野の育成を行っています。

ACTIVITY

応用化学科 学内ポスター展示会がスタート

2023/10/06

 リーダー育成支援プログラムは、応用化学科の各研究室から選抜された学生が将来的に社会をリードできる人材になれるよう、研究費の支援を受け、重点的に研究を実施する取組です。その一環として、研究に関する議論の機会を増やすため、後期の開講開始にあわせて、1ヶ月間のポスター展示を開始しました。このポスター展示では、主に同じ学科の下級生が閲覧します。学会での発表では化学に精通した研究者を相手に議論しますが、この展示会では研究を本格的に行っていない人に対してわかりやすく説明する必要があります。聴講者に併せて説明の仕方を変える工夫を学ぶ機会になっています。
 展示中、発表者が常にポスターの前にいるわけではありません。疑問や興味を抱いたポスター閲覧者には、「質問票」が準備されており、疑問点を質問しやすくしています。下級生にとっては、将来的に配属するかもしれない研究室の先輩との議論ができ、交流を深めることもできます。

ポスター展示会の様子1

ポスター展示会の様子2

“質問票”で気軽に質問

リーダー候補生のプレゼンテーション

2023/10/13

 この取組で選抜されたリーダー候補生は、重点的に研究を進めることができるので、学会発表など対外的な研究活動も積極的に行うことができます。今回、リーダー候補生が日頃から積み重ねた研究成果を学会発表することができました。この学会は、界面でのさまざまな化学現象や粒子のふるまいに特化したものなので、より専門性の高い研究者が全国から集います。その道のスペシャリストからの質問を受け、より深い視点で自分の研究を議論することができました。発表を終えた学生は、晴れ晴れとした表情をしていて、有意義な議論ができたようでした。今回は、リーダー候補生とともに研究を頑張った研究室の同僚も発表することができました。他大学の研究者との議論、一線級の研究者の講演を聴講し、研究の奥深さを学ぶことができたようです。リーダー育成支援プログラムを進めることで、研究室全体を活性化することができました。
 また、リーダー候補生は、高校生の見学に対応することもありました。まずは資料を使って、研究の内容を説明します。専門的な知識がないと思われる方々への説明の難しさを感じながらも、わかりやすい説明に努めていました。実験室の案内も軽いデモンストレーションを交えながら、プレゼンテーションの技量を磨いていました。

ポスター発表を終えた参加学生(信州大学工学部にて)

高校生に対して、研究を説明するリーダー候補生

実験施設の案内をするリーダー候補生

応用化学科 学内ポスター展示会での議論

2023/11/27

 後期開始に併せて開催しているポスター展示会では、講義室へ向かう途中や講義を終えた後の時間を使って、多くの学生が立ち止まります。友人らと立ち止まってポスターを閲覧したり、一人で内容を理解しようとしたり参加方法はさまざまです。中には同級生とポスターを見て、真剣に内容理解を進める姿もありました。
 ポスターの説明を受けたい学生は、任意の時間にリーダー候補生と討論をすることができます。ポスターを閲覧した学生の一人は早速、先輩と約束して、説明を受けていました。研究に関する議論を先輩と行い、刺激を受けた様子でした。また、ポスターに対する質問は、質問票を投稿することでも可能です。質問されたリーダー候補生は、下級生とe-メールで連絡を取り合って、疑問の解決にあたります。質問した下級生は、さっそく先輩から質問点の説明を受けました。そのときに紹介してもらった参考文献を読んで、さらに深く理解を進めようとしていました。

ポスターを友人と眺める下級生

ポスターを一人でじっくりと眺める下級生

友人とともに内容理解を進めている様子

友人とポスターについて議論する様子

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ