大学概要【2021年度実施分】商業?社会科系教員を目指す学生の自主的学び

学部?部署共同

【経済?経営学部】商業?社会科系教員を目指す学生の自主的学び
実施責任者:渋井 康弘

取組実施目的
①経済学部?経営学部では毎年、複数の学生が商業?社会科系教員の採用試験に合格している。この流れを持続させる。
②教員志望学生には、自主的な学びの場で相互に教え合い、刺激し合うことが不可欠で、そうした場の環境整備を行う。
③経済学部が社会科系教員免許も取得できるカリキュラムをもっていることは、大学としての強みでもある。本学出身の社会科系教員らを講師やアドバイザーとしてお招きし、この点をさらに強化する。

ACTIVITY

第1回学びの夕べ <2021年7月31日(土)18:30-20:30.Zoom開催>

2021/08/02

 「学びの夕べ」は、将来、中学?高等学校の教師をめざす学生と、現場で活躍する本学卒業生教員との「学びの交流」の場として年間3回の開催を予定している。今回は、その第1回であり、講師は、経済学部卒業生の多和田葵さん(名古屋市立若宮商業高等学校教諭)であった。
 講演テーマは「今、現場で生かせている大学での学び」として、50分間のプレゼンテーションによる堂々たる講演であり、「目指すべきロールモデル」として、学生たちの目に映ったのではないかと思われる。参加者は15名(学生12名、OB1名、教員2名)。コロナ禍によるZoom開催ではあったが、対面と変わらないほどスムーズな意見交換、質疑応答もなされ、学び多き時間となった。具体的な活動は以下の通りであった。

1.18:35~19:25  講師講演
2.19:25~19:50  グループ討議
3.19:50~20:10  質疑応答
 
<参加した3年生(法学部)A君の感想>
 本日はありがとうございました。若宮商業高等学校は私の卒業した中学校の近隣にあったため、それなりには知っていました。しかし、商業高校の実際を漠然としか知らない自分にとって、知ることができたのはとても大きな学びとなりました。また、本日の多和田先生の講演で、多和田先生の挑戦しようとする気持ちや働く上で重要なこと等、多和田先生ならではの取り組みがあり、聞いていて楽しさのあるものでした。そして、学部や教職の講義?ゼミで、渋井先生、曽山先生から受けた言葉や学びなどが活かされていて、多和田先生は信頼できて尊敬できる先生だということがすごく感じられました。

Zoom画面上のプレゼン発表、お見事!

最後に皆で、多和田さんに拍手!

第2回学びの夕べ <2021年11月20日(土)18:30-20:30.Zoom開催>

2021/11/25

 「学びの夕べ」は、将来、中学?高等学校の教師をめざす学生と、現場で活躍する本学卒業生教員との「学びの交流」の場として年間3回の開催を予定している。今回は、その第2回であり、講師は、経済学部卒業生の長澤佐映さん(一般企業勤務)であった。
 講演テーマは「社会人になるということ」。教師である前に社会人として仕事をする上で身につけておくべきことを、講師自身のエピソードも交えながら、50分間のプレゼンテーションにより、丁寧に語りかけた講演であった。参加者は15名(学生11名、OB2名、教員2名)。Zoomによる開催ではあったが、ブレイクアウトルームを活用した意見交換も活発なものとなり、また、講師に対する多くの質問も出され、良き雰囲気の2時間の学びとなった。具体的な活動は以下の通りであった。

1.18:35~19:25  講師講演
2.19:25~19:50  グループ討議
3.19:50~20:10  質疑応答

<参加した4年生(経営学部)Aさんの感想>
 今回、長澤さんの講演を聞いて、社会人になるということの大変さを知り、4月からの社会人生活の不安を少し取り除くことができました。知っていると知らないでは、何かが起こったときにどうするべきかの行動が変わってくると思います。長澤さん自身の経験談を通したスピーチは心に響き、残りの学生生活でできることに挑戦したいです。 教職だけを志してきた私にとって、会社員の先輩からお話を聞けたことは、本当に参加できてよかったと思います。教員になって、会社員になろうとしている生徒たちに伝えられるものが1つ増えました。改めてゼミの繋がりの有難みを感じました。

プレゼンは学生への良きお手本!

最後に皆で集合写真!

第3回学びの夕べ <2021年12月18日(土)18:30-20:30.Zoom開催> 

2021/12/20

 「学びの夕べ」は、将来、中学?高等学校の教師をめざす学生と、現場で活躍する本学卒業生教員との「学びの交流」の場として年間3回の開催を予定している。今回は、その第3回であり、講師は、経済学部卒業生の中島崇晴さん(岐阜県中学校講師)であった。
 講演テーマは「学生の皆さんに伝えたいこと」。学生時代の東日本大震災復興支援ボランティア経験、卒業後の病気療養生活を経ての教師経験、今夏の採用試験合格につながった勉強法等、そのすべてが実体験を伴う重みとなり、参加者の心に届いた30分講演であった。参加者は12名(学生8名、OB1名、教員2名、職員1名)。今回もZoom開催ではあったが、ブレイクアウトルーム&チャットを活用した双方向性のある学びとなり、教師を目指す学生にとって、強く背中を押された2時間になったと思われる。会の詳細は、以下の通りであった。
 
1.18:35~19:05  講師講演
2.19:05~19:40  グループワーク
3.19:40~19:50  チャット意見交換
4.19:50~20:10  質疑応答
5.20:10~20:30  まとめ
 
<参加した3年生(経済学部)Aくんの感想>
 今回、中島さんのご講演をうかがって、ご病気の経験などの自己開示をされていたからこそ、一つ一つの言葉の力の強さ、重みが感じられました。「できるかできないかではなく、やるかやらないかだ」という言葉をうかがって、教員採用試験に向けてモチベーションが上がらない時、モチベーションが下がった時に思い返していきたいと感じました。また、「感謝」という言葉が非常に印象的でした。

講演:「学生の皆さんに伝えたいこと」

活発にグループワーク

最後に皆で集合写真

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ