大学概要【2022年度実施分】他大学?国立研究所との連携による新しい研究分野の開拓と学生自身のコミュニケーション能力の向上プログラム

理工学部

他大学?国立研究所との連携による新しい研究分野の開拓と学生自身のコミュニケーション能力の向上プログラム
実施責任者:六田 英治

4年?大学院生を外部の研究機関や学術会議に派遣して学生自身のコミュニケーション能力を向上させる。多くの学生にとって進路決定に取って有用であるのに加え先輩との「タテの繋がり」を意識させ、学生の一気通貫的な学びのコミュニティを構築させる。さらに3年生以下の学生に対して研究室の活動に参加させる取り組みを行う。

ACTIVITY

三重大?阪大?名工大?立命館大との合同ゼミの開催

2022/09/12

日時:令和4年9月8日-9日
場所:三重大学
内容:本学の岩谷研究室の4年?M1?M2?17名と三重大学?三宅研究室、三重大学?河村研究室、三重大学?秋山研究室、大阪大学?片山研究室、大阪大学?林研究室、名古屋工業大学?宮川研究室、立命館大学?荒木研究室、立命館大学?毛利研究室との合同ゼミを行った。M1?M2は発表を通して、4年生は聴講および研究室見学などを通して新しい研究分野の開拓とネットワークの拡大をはかった。

ゼミの参加者の集合写真

ゼミの様子1

ゼミの様子2

ナノインプリントリソグラフィーの国際学会でポスター発表を行った 。

2022/10/10

日時:令和4年10月5日-6日
場所:富山国際会議場
内容:ナノインプリントに関する国際会議に参加し、10月6日にはナノワイヤ成長のためのSiO2マスクパターン形成のためのナノインプリントリソグラフィに関するポスター発表を行いました。。

会場に到着しました。10月5日は口頭発表のみでした。他の方の発表を聞きましたが、国際会議ということもあり、参加者の方は流暢に英語を話されており、場の雰囲気に圧倒されました。

ナノワイヤを結晶成長するためのSiO2マスクパターン形成のためのナノインプリントリソグラフィに関するポスター発表を行いました。ナノインプリント方法、結晶成長方法について説明し、成長後のSEM像やデバイスの電気特性についても紹介しました。

10月6日のポスター発表の会場の様子です。たくさんの方に質問をしていただき、我々の研究に対して興味を持っていただくことができました。

10月7日に行われた授賞式の様子です。Best poster awardを受賞しました。現地参加ができなかったため、Zoomで参加をしました。賞をいただくのは初めてのことで、驚きました。

第41回電子材料シンポジウムへの学生派遣

2022/10/26

日時:令和4年10月19日~令和4年10月21日
場所:ダイワロイヤルホテル THE KASHIHARA
内容:企業展示や研究成果の展示を見学した。
企業展示では新製品や装置についてのお話を聞かせていただき最新技術について学ぶことができた。また、研究成果の展示では他大学の学生や先生方とのディスカッションを通じて電子材料についての知識を学び理解を深めた。

シンポジウムメインセッション会場の様子

グラフェンに関する研究内容をポスターセッションにて説明をしている様子

InGaN成長に関する研究内容をポスターセッションにて説明をしている様子

大型放射光施設Spring-8での実験

2022/11/22

日時:令和4年11月18日~21日
場所:大型放射光施設Spring-8
内容:当研究室で作成したサンプルを大型放射光施設Spring-8のMBEで成長させた。成長中の様子をアウトオブプレーン、インプレーンなどで測定した。

装置に基板を導入するためにホルダーにサンプルをセットする学生

成長中の測定結果をディスプレイで確認する学生と指導教員

測定の準備を行う学生

装置の操作方法をSpring-8の職員に教わりながら作業する学生測定の準備を行う学生

大阪大学?片山研究室でのレーザー用AlGaN結晶の測定

2022/12/19

日時:令和4年12月14日
場所:大阪大学
内容:大阪大学?片山研究室にある2光子顕微鏡を用いてAlGaN結晶の評価を共同研究として実施した。

顕微鏡の立ち上げ作業の様子。顕微鏡の試料台の上に測定したいサンプルを設置している。今回の研修では2つのサンプルを持参して測定を行った。

顕微鏡の立ち上げ時に内蔵されているミラーの取り換えを行っている様子。今回の測定ではまず初めに表面PLの結果から作製サンプルの波長を受光部に届くようなミラーを取り付ける必要があった。

2光子顕微鏡の測定開始のための設定などを行っている様子。顕微鏡自体の測定が終了したのち、パソコンを使用してサンプルを測定できるような条件を見つけるように設定を行っていった。

実際に測定を行っている様子。サンプルを測定できるような条件を見つけることが出来たら、実際に測定を行っていった。今回の測定では2次元像と3次元像の測定を行った。

レーザアニールおよびエッチング後GaNの低温カソードルミネッセンス測定

2023/01/26

日時:令和5年1月11日11時~1月13日22時
場所:立命館大学びわこ?くさつキャンパス
内容:本実験では、パルスレーザアニールおよびエッチング処理されたSiドープGaNにおいて、過度なレーザ照射、エッチングによるGaNへのダメージを確認することを目的とし、低温カソードルミネッセンス測定を用いて光学的に結晶評価を行った。

試料交換の様子

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ