大学概要【2023年度実施分】E-learning システムを活用した英語授業の実践

理工学部

E-learning システムを活用した英語授業の実践
実施責任者:児玉 哲司

E-learning という(環境さえ整えば)いつでも、どこでも学習が可能となる現代的学習デバイスを活用し、時間を有効に利用し、かつ継続的に課題に取り組むことのできる学習集団(コミュニティ)の形成を目指します。ICTを活用し、英作文?リスニングなどの個別コンテンツに焦点を当てながら、効率的かつ効果的な英語学習を展開します。

ACTIVITY

活動報告1

2023/09/22

学生の皆さんに授業時間外においても英語の学習量を増やしてもらいたいとの考えから、ATR-CALLという英語 E-learning教材を、理工学部?情報工学部の学生(1,2年生)に提供しました。5月上旬、登録などの作業が完了し、写真のような案内文書を、授業を通じて学生に配布しました。前期において、両学部合わせて約900名の利用がありました。

学生に配布したログインマニュアル

活動報告2

2024/01/26

本取組では、日本人英語学習者が対応を苦手とする「英語機能語(弱形)」の聞き取りに焦点を当てた演習を展開しました。取り組みの内容は、(1) 機能語の音特性の説明を聞いたあと、LL教室にある CALL(Computer Assisted Language Learning)システムを用い、発音練習を行う。(2) ATR-CALLを用い、機能語の聞き取りに焦点を当てた部分ディクテーション課題に(できるだけ数多く)取り組むというものとなります。学生は、授業内、自宅などにおいて課題に取り組みました。

CALLシステムを用いた学習の内容 (CALLシステムによるモデル音声(上段)と学習者の発音(下段)に関する音圧?ピッチの表示(パナソニック システムネットワーク株式会社の許可を得て掲載)

ATR-CALL機能語知覚演習コンテンツ(ATR Learning Technology Corporation の許可を得て掲載)

ATR-CALLディクテーション課題の例(ATR Learning Technology Corporation の許可を得て掲載)

活動報告3

2024/01/26

S-312 LL自習室において ATR-CALLを使った英語学習を行っている学生

E-leaning の長所は、環境さえ整えば、いつでも、どこでも、好きなだけ教科の学習ができるという点ですが、学生は、自宅、情報教室やスマートフォンなどを使い、英語の学習を行いました。今年度は、4月1日か12月31日までにおいて、理工?情報工学部合わせて、1065名の学生がATR-CALL使い英語の学習をしました。総学習時間は、全体で、6041時間08分45秒となりました。

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