特設サイト第88回 夏の準備、再び

梅雨前線もなかなか北上せず、入梅はまだという名古屋ですが、30度を超える日もあり、巷では熱中症のニュースも聞こえるようになってきました。そうなると、梅雨が始まる前に青梅を入手して、梅シロップをつくり、暑い夏に備えなければなりません(^^)。

ということで、このコラムの第3回にも記していますが、各工程の写真も交えて「梅シロップ」の作り方を再掲したいと思います。
用意するものは、青梅1kg、氷砂糖1kgと穀物酢100 mLです。
また、広口瓶などの適当なガラス容器と竹串、ペーパータオルでしょうか。

  1. まずは、青梅を水洗いし、ざるなどを用いて水を切ります(写真➀、➁)。
  2. 竹串などを使って、へたを取り除き、ペーパータオルで水気をふき取りましょう(写真➂)。
  3. (1)梅を水洗

    ➀梅を水洗

    (2)へたを取る

    ➁へたを取る

    (3)よく水気をとる

    ➂よく水気をとる

  4. よく乾いた広口瓶に梅を敷き詰めるように並べ、その上に氷砂糖を載せていきます。
    梅と氷砂糖が交互になるように重層してください(写真➃)。
  5. その後、穀物酢を100 mL加えてください(写真➄)。
    梅や氷砂糖は、容器をゆすりながら詰めていくと、大抵すべて入ると思います。
    もし、氷砂糖が入りきらないときには、数日間様子を見て、隙間ができたときに入れるといいですね。
  6. 密閉容器の蓋をして、ときどき(一日一回とか、二回とか)瓶を傾けながら、液体を回すようにして混ぜて、できれば陽の当たらない、涼しいところに置いておきます。
  7. (4)梅と氷砂糖を層をなすように入れる

    ➃梅と氷砂糖を層をなすように入れる

    (5)穀物酢を加える

    ➄穀物酢を加える

        
     
  8. 氷砂糖がすべて溶けて、梅の実がシワシワになり、これ以上縮まないくらいになれば、完成です。最近は、気温も高いので、2週間程度で完成すると思います。
    写真➅は、今年のわが家でのものですが、左のものが上記工程を行った直後の写真で、右は5日後のものです。梅にもよりますが、割と早くできますね。
(6)2週間程度で完成

➅ 2週間程度で完成

できあがったら、梅の実を取り出して、シロップは適当なガラス瓶などに移して冷蔵保存するといいと思います。氷を入れて、炭酸水で割れば、さっぱりとした飲み物となるはずです。
もちろん、シロップとしてかき氷にかけるのも暑い夏にピッタリだと思います。
是非、お試しください。

(2022年6月3日)

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